Robotmasterソフトウェアにより、Mercury Marineはロボットプログラミング時間を50%短縮し、生産性を向上

Mercury Marine

Mercury Marineは、船舶用エンジンおよび推進システムの大手メーカーとして知られています。1939年に設立された同社は、外付けエンジン、スターンドライブ、および内燃機関の製造に特化しています。海洋技術の最前線に位置するMercury Marineは、高品質な製品と優れた顧客サービスで知られています。

課題:Mercury Marineは、ロボット研削およびポリッシングシステム用の使いやすく効果的なプログラミングソリューションを必要としていました。

Mercury Marineは、プロペラの研磨、精密研磨、仕上げを行うために複数のロボットシステムに投資しました。このようなシステムのプログラミングには、ロボット工学とプロセス技術に精通した3名の技術者がティーチペンダント方式を用いて1週間を要しました。さらに、ロボット工学に関するプログラマーの経験が結果に大きく影響しました。 

「経験の浅いプログラマーはロボットの動きや速度に一貫性がなく、品質に影響を与えます」とMercury MarineのプログラマーであるSeth Ehlers氏は述べています。「一般的に、プログラマーはまずポリッシングステーションから始めます。こちらは比較的ミスが許容され、経験豊富なプログラマーには、流れるような正確な動きが求められる研削ステーションを担当してもらいます」。 

解決策:Robotmasterソフトウェア

Mercury MarineがRobotmaster®オフラインプログラミングソフトウェアに投資した理由は、経験レベルの異なるプログラマーでもロボットのプログラミングが可能になり、一貫した高品質な結果を迅速に達成できるからです。 

品質の向上と一貫性が実現した結果、追加の手直し作業が不要となり、研削およびポリッシング用消耗品の寿命も延びました。さらに、Mercury Marineはプログラミング時間を50%短縮し、ロボットのダウンタイムをほぼ排除しました。

「Robotmasterのお気に入りの機能は最適化ツールです。これなしでは仕事になりません。エラーのないロボットプログラムを簡単に作成しながら、その方法を制御することができます」。

— Seth Ehlers氏、プログラマー、Mercury Marine