— ロボットプログラマー、世界的なメーカー「プログラミングのプロセスに何日もかかってから、再設計して最初からやり直す必要があることに気づくこともあります。Robotmasterを使用すれば、設計チームから新しいフレーム設計が送信されるとすぐに、それをRobotmasterに取り込み、実行可能かどうかを確認できます」。
コンパクト機器分野の世界的リーダーである同社は、業界を前進させるため、フレーム溶接プロセスの自動化に投資しました。
同社は、フレーム溶接プロセスを自動化するためにYaskawa Motoman ArcWorld ®ロボット溶接システムに投資しました。手動のティーチペンダントプログラミング方式では生産にボトルネックが生じ、平均的なフレームのプログラミングに40時間もかかっていました。これにより、プログラミング時間が長くなり、ロボットのダウンタイムが発生しました。
「プログラミングは長くて退屈なだけでなく、プログラマーが教育を受けている間ロボットは5日間生産停止になり、さらに私の体にも負担がかかりました。衝突の可能性を回避しながら狭い場所を正確にプログラムするには、フレームに登る必要がありました」。
同社の従業員の一人で、溶接工でありながらロボット工学に興味を持っていた人物が、より優れたプログラミング方法を調査し、Robotmaster®オフラインプログラミングソフトウェアを発見しました。同社は、当社の現地インテグレーター パートナーであるSofos Robotics 連携して、Robotmasterが自社の施設にもたらす計り知れない価値を認識しました。
ティーチペンダント方式からRobotmasterに切り替えることで、プログラミングを1週間ではなく1日で行うことができ、ロボットのダウンタイムが75%削減されました。これにより、生産時間を短縮し、ロボットの生産性を向上させることができました。
Robotmasterへの投資により、メーカーはエンジニアリングと設計プロセスを合理化することができました。
「私たちは研究開発チームや設計チームと何度もやり取りを重ねています。場合によっては、フレームは溶接部に到達できないように設計されています。しかし、ティーチペンダントでプログラムしようとするまで、このことに気づきませんでした。プログラミングのプロセスに何日もかかってから、再設計して最初からやり直す必要があることに気づくこともあります。Robotmasterでは、設計チームが新しいフレーム設計を送信するとすぐに、それをRobotmasterに取り込み、実行可能かどうかを確認できます。Robotmasterには、部品、ロボットモデルの到達範囲、ツーリングを考慮した使いやすい実現可能性ツールがあります。これにより、往復に費やす時間が大幅に短縮され、設計から生産までのプロセスが改善されました」。